きらきらしている。

舞台が好きな話とかをします。

BttPに行くまでと行った感想/「見つかっちゃった~!」が言えるようになったはなし

このハマりたてでもてあましたパッションを落ち着かせるべく続きを書いています。

 

想像以上に見てくださる方がいて、おどろきつつ、小心者なので変なこといってないかどきどきします。全員まんべんなく書けたらいいんですけど、スマホでピコピコ打つので集中力の限界がくるし長くなりすぎるため割愛している部分もたくさんあるので、いつか個人個人の話もかけたらなあと思います。こんな風にはまった人間もいるんだなあ、とあたたかい目でみてくれると嬉しいです。

 

 

■BttPをみにいくまでのはなし


前回鑑賞会を開いてくれたフォロワーさんが、「いま好きになれば1月にアンプラネットを生でみれるので!」と言っていたので、鑑賞会直後「たぶん行きます」と返しました。これは生でみなきゃいけないコンテンツだ、と本能でわかっていたからです。
しかし、たくさんのベテランのファンたちが完璧なペンライトさばきとコールをする中、ひとりだと絶対に怖い。無理だ。そう思ってたところ別のフォロワーさん(白チャ、蒼ビジュー)に「ドルステはお見送りがあるので、それが出てから決めても良いと思いますよ~」とお声がけをいただき、それを待つことに。


運良くキャップがお見送りに来る日(!)があったので「当日引換券2枚買っておきます!」という言葉に甘え、仕事を終わらせ品川へ。スレイジーFinで毎日通ったあの品川へ…………。(余談ですがこの日トラブルがありめちゃめちゃ仕事が忙しく、休憩を取れたのが3時前とかだった。わたし!絶対今日は5時半にあがるので!!!!と事前に言っていたおかげで上司たちに仕事を押し付けて退勤成功)

 


■わたしははじめて、生でドルステをあびる

 

f:id:tomorusan:20180308132930j:image
1月9日。
あけましておめでとうございます~と18時半すぎに会場前で合流し、チケット(と何故か当然のように今回のセシィくんのブロマイド)が手渡される。
「1列目ですよ!!!!」
「え?」
事前に座席表が公開されていないeX、当日引換だし1列目っていっても後ろのブロックでしょう、とぼんやり思いながら行き着いた座席、

「…………こんなはずじゃなかったんですけど………………?!」

円形の端っこブロックの最前でした。
目と鼻の先にステージがある、いや、そんな気持ちで挑んでない……(だってメサイアでも最前なんて座ったことがない!)しかも右隣の方が来ず、実質ウェーブの起点……ドルステデビューに優しくない……怖い……と一気に謎のプレッシャーに襲われながらも、これから目の前ではじまるBttPが楽しみで仕方ありませんでした(結局楽しみには変わりない)
「ペンライト持ってきました?」
「あ、家にあったキンブレを」
貸しますね(過去のE.T.Lのペンライト6本がわたしの膝に置かれる)」
「13本持ってきたんですっけ……」

■BttPを見る前に予習したもの

サマトリ→ウィントリを見直し、CCC(これがほんとうに何回みてもおかしい 土くった(食べてない)のくだりがほんとうに、一人暮らしなのに声をあげてひとりで笑ったし、眼鏡をブチ割るブチ割らないのくだりも笑った マルちゃんが公演を重ねるごとにかっこよくなり、そしてウルトラぶっこみキャラなのがすごい、あとキャップがマルに甘い)を見て、あと今回は要様がいらっしゃる!ということでside三日月とオレ悪を見て!とアドバイスをもらったのでその2作も見ました。わたしが知識としてだけ知っていたプレゼント◆5と三日月をこうして自主的に見る日がくるとは……。

 

また詳しく(プレ5と三日月両方)書きたいんですが、三日月の曲が全部どストライクでした、Shangri-Laが特にすき!となり、もちろん好きさもすきだし、あれもこれも良い……………。オレ悪のアキラくんの冴えたツッコミと祐様順くんのやりとりめっっっちゃ面白くないですか?????全部笑った、アキラくんのツッコミに弱すぎる。フルムーンの一般人とお金持ち常識ズレな金銭感覚のやりとりも面白かったな……………………いやしかし、side三日月の祐様からリーダーへの呼び方が白金くん→尊→白金くん、に戻って一度別れかけてしまうところがしんどかった。呼び方の変化、三人「しか」いなかった、いなくてよかったはずの閉じた世界をこじ開けたリーダー……白……ウッ…………となりました。あと、プレ5ちゃんたちに囲まれる要様、まるで保護者。(現:青アムール)

もちろんアンプラネットもたくさん見ました!
初演は少し複雑で薄暗い雰囲気が漂う(セシィ(だと思い出した近江くん)が日音くんに詰め寄るところ、鳥肌でした)感じでしたが、推理モノ好きなわたしはわくわくして見ていました。そしてボク名でめちゃめちゃ楽しい!アイドル最高!となり、またヴィーちゃんもいる!とテンションだだ上がり。(身体かえた?うん!の流れは「それだけ?!」と笑ってしまいました)2作みていいなあ、と思ったのはお顔がかわいいエリィくんでした。ああいうまっすぐさに惹かれやすいんだろうか。怪盗、というモチーフも曲調も、CHaCK-UPとはまた違ってかっこいい!

AURORAがすさまじい歌詞とかっこいい曲調でうわあ……すきだ……となったり。予習必須!のワンプラコールを仕事中に頭文字メモで覚えたり。ただ、彼らには「目的のための手段」としてアイドルをやっている、という根底があるので、どうしても、わたしの好きな「きらきら」とはちょっぴりズレているなあ、ともやっぱり感じていました。(でも2作スパンをあけずに見れたので、ややマイルドかもしれない)ちなみに鑑賞会とBttPまでの間に更に別のフォロワーさんからまた色々お借りしてます(アンプラ初演、ボク名、ドルフェス2015、CHaCK-UPVRライブのやつ、コミックジャック)


■そしてはじまるBttP、アイドルとは何か?

「居場所」に気付き、「大切なもの」とは何かに気付き、手段ではなく日音くんと一緒にアイドルをやる」ことを選ぶまでのお話。みんなが横並びになるまでの、再スタートを切るお話でした。エリィくんのかわいい方の身体がいなかったのが心底もったいない(生で会いたかった……)くらい、目の前でまさに今、アイドルとして輝くまでの工程を1時間で見せてもらいました。そのために、過去の自分に自信のない日音くんや、すでにアイドルとして大成功している要様、また三日月の大ファンで未来(!)からきた3人組など、様々な「アイドル」に関わる子たちを並べてきたのだろうな、と思いました。(個人にプレゼントなんてずるいですよ~!とか要様!今度僕とツーショットチェキを!ツーショット!!!とか我々寄りの発言がすごく面白かった)(あと日々進化するジェームズの顔芸)

作品への感想の深いところは先輩方のがすでにあるはずなので、とりあえず生ドルステ初見の人間のその日の感想を見てください(見終わって鍵垢でばーっと書いたやつ)

>要様といるときに日音くんが「仲間……?」って言った瞬間ぶわって鳥肌がたって、セシィが「どっちもだ」ってまるでエリィたちみたいに子どもみたいなわがままをいって、あんなに一番「姉さん」である「日音」に固執していたはずなのに日音を「家族」といったのがもうだめだった 互いの居場所に「アイドル」があってよかったな……とぶわわと泣いてしまった それにしてもFブロック最前だとラストシーンにセシィの手首についてるブレスレットがめっちゃ見えた すごい慈しむ顔をしてそれを見ていたよ。

わ、わかる~~~~~~(2ヶ月前の自分と解釈一致)

そしてやはりわたし好みの1時間という上映時間。
2時間15分ある舞台なら再度過去にとばされ「どっちも」を手にすることはこんなにも大変なんだ、ともうひと悶着絶対あるだろう、という部分をすっぱり見せませんでした。無事に姉さんが眠っているブレスレットを腕にはめて、幸せそうに微笑む姿が全てを物語ります。その先でなにがあるかじゃなくて、「どっちも頼む」という選択をしたことが大事なんだ、というはなしなんだろうなあ、となりました。

ちなみにDVDだと1時間の内容で体感時間100分!おなかいっぱい!となっていたんですが、生でみると体感時間40分!えっもう終わり?!でした。もっと見たい。

■アイドル最高~!

結局6本お借りしたペンライトは持てず、3本を左手に、右手はキンブレで参戦。
厳さんと「アイドル好きー?」「大好き~!」「アイドル最高ー?」「最高~~!!!」を生でやれる感動ったらなかった……!!!すごい、DVDでめちゃめちゃ見たやつ!!!!!!(ちなみに、隣のフォロワーさんは「ここだけ元気だねえ!」と厳さんに言われるくらい声が出る方だったので、わたしも恥ずかしがらず声を出せました!たのしい!)ライブがはじまり、get STARを最前であびるわたし、す、すごい…………アイドルが目の前にいる~~~~~~……!正直もうきらきらにやられて覚えてないんですけど、「人間ってこんなに目を合わせてくれるんですね……」って終演後フォロワーさんに言った。あとネタバレフライヤーを終演後に見てプライムーンの苗字でひっくり返った。

(以下、初見ファンサ備忘録にとまとめて書いておいた感想が愉快なので笑ってください)

>(まず勘違いではなく目が合う、じーっと目を合わせてくる。君だよ!みたいな感じ はい、ってなった(サティちゃん)ポミィちゃんは、圧がすごくて思わず後半ペンライト色かえた(アイドルだった)マーニィちゃんはぎゅんっと正面から視線あわせてわたしがにこっとするとあっちも「笑ってくれた!」みたいにもう1回リアクションくれた(かわいかった) 要様にファンサをいただいたのは後半 記憶が曖昧だったけどフォロワーさんに後から「要様からもらってましたね!」と言われて自意識過剰じゃなかったと気づく 粘って青をふっていたら最後の方にセシィくんからがっつりファンサをもらう セシィくんスタイル良すぎてほぼ足 プライムーンのみんなもデビューしたばかりなのにあちこちにくれる 宵くんがしゃがみこんでがっっっっつりくれた しゃがみこんで歌われるなんてこの先の人生ないだろうな、ってなった のんちゃんは赤たいてたフォロワーさんめちゃめちゃきてたけどこっちにもにこっとしてくれた 朔くん狙い撃ちして青ふってたらちらっとくれた(気がする) 誰か指さすタイミングで指さしてくれたんだけどキャパオーバーで忘れた……

今みると浮かれていて恥ずかしいけど、アイドルにファンサをもらう、という経験がなかったので色々と刺激が強かったなあと思います。楽しんでるな……!
あと、真っ先にAURORAを歌ったこと、全員でダンスをしたことがあまりにも衝撃でした。AURORAは歌詞とメロディもあいまって、ひとり(もうめっちゃ「姉さん」)を想う切ない曲で、最後に歌われるもの、というイメージがあったので、ぶっちゃけ「や、やられた……!」となった。これを最初のソロ曲として歌って、全員その場にいること自体すごく前向きな、あたたかい、アンプラネットにとって意味を持った構成になってる!

(以下、再び初見の感想から)
>マーニィちゃんの新曲めっちゃよかったし後ろで踊るセシィの時計の針みたいな指の動きのとこ好きすぎて見とれてしまった 初恋と似たような女性的な振り付けと男性的な振り付けがいい塩梅になった振りで最高 ワルツ好き

あとどう見ても三日月……!となるプライムーンの衣装にカラーリング、「応援してくれるよね?」「もちろんです!」の意思統一(くれるかな?だっけ)、要様プロデュースだから高貴な?三日月っぽい?曲でくるかなと思ったらきらきらで眩しいくらいの正統派アイドルソング!(思わずプレ5っぽい、と思った)に続いて、生Shangri-Laの破壊力………………(ジャケットプレイにきゃーきゃー言うの、立海ぶりなんですけど……)手を喉元で小指からとじていく振り付けのとこめっっちゃすき…………


ライブの感想になると一段とチープな感想になるんですが、プライムーンとドルステファンの関係に対して一番感じたのはこれです

>昨日初生ドルステデビューを果たしたわたし、すごいなあと思ったのは今回初登場のプライムーンにすでにうちわがあってコールも軽く出来つつあったこと お客さんが彼らを「アイドル」にしている感じがした

予習してきたワンプラのコールもばっちり、SOJの振り付けもできてご満悦なわたし、ここにきて再び意味を持つ「with you」にやられます。だって、ずるいじゃん。今まで「こんな前向きな曲は手段としてアイドルをやっているという本質を知っているわたしたちには、彼らの曲としてピンとこない」と思ってるじゃないですか。BttPをふまえてのこの曲、泣きますよ(すぐ泣くマン)(きらきらアイドルに対しての耐性がなさすぎる)

あとあと、ラストみんなで歌うのが三日月の「Thank you for…」!!!!だ、大好きだ~~~!(予習したので聞いたばかりだった、めっちゃ好き)なにが好きっていっつも聞くたびに思うんですけど、こんな明るいアイドルソングに「怯む」とか「迷う」とか、そういう歌詞を持ってくるところなんですが伝わりますかね…………。

 


■まだキャップがいるんですか……?

2時間を心行くまで楽しんで、ぜえぜえと息切れをしているわたし。お見送り待機までの時間でフォロワーさんに言った一言が「(こんなに楽しんだのに)まだ(お見送りに)キャップがい(らっしゃ)るんですか…………?」でした。フルコースを味わった後に待っているもう一回、一瞬だけのフルコース(?)一言だけなら声かけられますよ!と沢山の人に言われてきたので、とりあえず、あなたのおかげでアイドルが好きになりましたと伝えよう、と思ってました。もうこれでもかというほどどきどきしながら歩いて、真っ先に見えたのが縦に長すぎるイケメンセシィくん、と、(セシィくんの)愛しのポミィちゃんの間にいらっしゃる、き、き、き、キャップ~~~…………!(実在している)あの宇宙服のキャップ、笑みを浮かべていらっしゃるキャップ、どうしよう、うわあ、と思いながらも「あの、キャップ大好きです」「私もだよ」という会話をすることに成功しました。フォロワーさんに返事が返ってきた!と呆然としながら伝えた30秒後に「私キャップになんて言われましたっけ……」と記憶を失うポンコツっぷり(「ヴィーちゃんに記憶もってかれてますよ!」と笑われました)

 


■気が付くと増えていくチケットと、みつかっちゃったはなし

長くなってきたのでまた別に書こうとおもうのですが、BttPですとんと応援したい子が決まりました。2部が終わった瞬間に「…………あの、今から応援すればプライムーン古参ですか…………」「そうですよ!!!」というとち狂った会話をしました。青ティアラです。小さいのにブレインで動きが大きい男の子、好きにならないわけがなかった…………。週末に観劇する別のフォロワーさんたちにあわせてチケットを増やし、更に「プライムーンのお見送りに行きたい」と後日発表されたプライムーンお見送りの日のチケットも増やしました。1回の予定が計3回に。毎回泣くし、「家族のことだもん!わがまま言わせてよ!」のマーニィちゃんが日に日に良いな……と思って最終日(前楽)に黄色を最初からセットしていたら、「みーつけた!」でマーニィちゃんの指差しをいただいてしまい、わたしが唯一今まで恥ずかしくて言えてなかった「見つかっちゃった~!」が自然に黄色い声で出てました、ちょっとくい気味で。あの日、わたしはちゃんとドルステのファンの一員になれた気がします。

ちなみに朔くんうちわをつくって(うちわ作るの、ほぼ人生初めて)お見送りも参戦しました。朔くんのこと応援します~!と伝えると驚いた顔のあとにぱっと笑顔になって眼鏡をくいっとしたあと、投げチューをいただきまして、ああ一生懸命なファンサかわいらしいな…………とほくほくします。キャップに対しての恋のようなどきどきとはまた違う、「この子を応援したい」という気持ちにさせてくれるなあ、とこのあとわたしはETLも増やすことになります。

 


■今更だけどAWについて

そういえば、と思ったので最後に。
初見のひとには難しい!といわれているAWについてですが、わたしは例えば二次元のアイドルの「○○が好き=その声優さんも好き・詳しい」みたいな文化があまり得意ではないので(アイドルだけ好きでもいいじゃない!という感じ)AWというお約束はむしろありがたかったです。ああ、わたしは純粋にアイドルを応援していていいんだな~と嬉しくなります。大人たちがみんなで作り上げていく「きらきら」しかないドルステ、あっているなあと思います。アイドルの葛藤が「アイドル」故のものばかりなのもすごくあっていて、重たい過去とか後ろめたいスキャンダルとか、芸能業界の闇の部分とか、そういう見たくないところをシリアスに長々と持ち込んでいないのも好きです。ドルステを知れてすごく嬉しい。

 

f:id:tomorusan:20180308133042j:image


→次回、歌って踊る生キャップに号泣するE.T.L vol214、もしくはBttPとの間に見たプレ5と三日月、もしくはわたしがプライムーンにはまった理由(未定)